スコットランドといえば、スコッチ・ウイスキー。
村上春樹がスコッチ・ウィスキーの蒸留所を回ったエッセイ『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』を読んでから、スコッチ・ウィスキーになんか素敵な印象を持っています。
普段は角ハイボールくらいしか飲まないんですけどね。
それもあってNHKの朝ドラ「マッサン」も観ていました。
こちらはスコットランドでウィスキー作りを学んで、初の国産ウィスキーを作った竹鶴政孝のドラマです。
なんとなく憧れている異国のお酒、スコッチ・ウィスキー。
そんなこともあって、エディンバラでどうしても行きたかった場所が「スコッチ・ウイスキー エクスペリエンス」です。
スコッチ・ウィスキーのエンタメパーク!
スコッチ・ウイスキー エクスペリエンスは、スコッチ・ウィスキーをテーマにした観光施設。
この日も世界中からたくさんの人がウィスキーに魅かれてやってきていました。
まずはテーマパークのアトラクションのように、樽型のライドに乗ってスコッチ・ウィスキーの製造方法を学ぶ旅に出ます。
こんな形のライド。楽しそうでしょ?
スコッチ・ウィスキーの5つの地域
次にシアターで蒸留所のある5つの地域について学びます。
気候の違い、風土の違いで風味がどのように異なるのか、とか。
その地域がこちら。
カードの色のついた部分をこすると、その地域のウィスキーの香りがします。
それぞれ全く違う香りがするんですよ!
スコッチ・ウィスキーと言っても、こんなに違いがでるものなのですね。
お楽しみの試飲はアイラのカリラ
そしてついに、試飲のお時間です!
この日に試飲できたのはこの6種類から1つ。
5つの地域から1種ずつと、ブレンドしたものが1種。
自分が飲みたいウィスキーと同じ色の光にグラスを置くと、シングルくらいの量を注いでくれました。
私が選んだのは赤のアイラのウィスキー「カリラ」。
アイラはスコットランドと北アイルランドの間にある島です。
アイラ島は『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』の中で村上春樹さんが訪れていた場所の一つで、とても情景が印象に残っている場所だったんです。
そして一番癖のある、独特の香りでした。
何かを焦がしたような香りなのですが、今まで嗅いだことのない焦げ臭さ。
これは樹木が少ないアイラ島ではピート(泥炭)を燃やした煙で麦芽を乾燥させているので、その香りがついているようです。
この試飲に使ったグラスはお土産に持って帰れました。
もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫 新潮文庫) [ 村上 春樹 ] 価格:649円 |
お土産にウィスキー
こんなにスコッチ・ウィスキーについて勉強したら、買って帰らないわけにはいかないですよね!
最後にあるスコッチ・ウィスキーショップで、お好きなスコッチ・ウィスキーをお求めいただけますよ!
種類がありすぎて悩んでしまいましたが、お財布とも相談して購入したのはこちら。
旅行の間ずっと瓶を持ち歩くのは辛いので、小瓶で4種類。
カードの地域と同じ順番に並べてみています。
左から
・アイラのボウモワ(唯一聞いたことのあった名前)
・ハイランドのグレン・ギリー
・スペイサイドのベンリアック
・ローランドのオーヘントッシャン
です。
帰国してから、持ち帰った試飲用のグラスで1本ずつ楽しみました。
スコッチ・ウィスキーは日本でも買うことができますが、お高いお酒なので買えずじまい。
これ以降は全く飲む機会がありませんでした。
でも久しぶりにあの香りを思い出してみたいので、
やっぱり勇気を出して買ってみようかな……
試飲したアイラの「カリラ12年」はこちらです。やっぱり高い~(泣)
価格:4,598円 |
アイラ島に行きたい
にほんブログ村
☆応援クリックお願いします☆
コメント