山梨県立美術館でミレーまみれになろう

国内旅行

全国旅行支援を使って、さくっと近場に旅行したいな~
と、旅行系の情報サイトとかガイドブックとかをちらちら見ていたら、山梨県の甲府にある山梨県立美術館がなかなか素晴らしそう。
甲府なら新宿駅から特急ですぐ。しかもワイン王国だし、楽しそう!

というわけで、とある休日に早起きして1泊2日で甲府旅行に行ってきました。

甲府駅に到着。
路線バスに乗ってさっそく山梨県立美術館に向かいます。

駅前にいる武田信玄

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山梨にジャン=フランソワ・ミレー

甲府駅からは路線バスで15分くらいでした。
歩いて行くにはちょっと大変な距離でしたので、路線バスがあるのはありがたいのですが、本数がちょっと少なそう。
車を運転しない自分(万年ペーパードライバー)には車社会が恐ろしいです。

山梨県立美術館は赤いレンガ色が鮮やかな四角い建物でした。
青い空にレンガ色が映えるなぁ。

山梨県立美術館はミレーの絵画をたくさん所有している美術館なんです。
ミレーの大きい垂れ幕が誇らしげ。

手前の彫刻はエミール=アントワーヌ・ブールデル『ケンタウロス』

特別展はやっていない時期でしたので、コレクション展を見ます。
コレクション展の入場料はわずか520円!
しかも山梨県内に宿泊する場合は割引があって420円!
ステキ~

コレクション展Aにミレーやバルビゾン派の画家たちの作品が飾られていました。
バルビゾン派とは、、、

バルビゾン派(バルビゾンは、École de Barbizon)は、1830年から1870年頃にかけて、フランスで発生した絵画の一派である。フランスのバルビゾン村やその周辺に画家が滞在や居住し、自然主義的な風景画や農民画を写実的に描いた。

Wikipedia

ミレーもバルビゾン村に移住して絵画を制作していた、バルビゾン派の一人です。

この近くのモニターで流れていた、ミレーの生涯を説明するアニメがとても良かったんです。
分かりやすくて、内容も面白いし絵も味があってステキだし。
Youtubeでも観られるのでぜひ。

アニメ「ジャン=フランソワ・ミレー」(山梨県立美術館)

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コレクション展A(ミレー館)からいろいろ

コレクション展Aで気になった作品をご紹介。
写真は撮れなかったので山梨県立美術館の公式サイトからです。
リンク先で絵画の詳細を見ることができます。

まずは美術館のアイコンにもなっているミレーの『種をまく人』。
右手がブレて見えないところが、種を勢いよく撒いている雰囲気がでていますねー。

ジャン=フランソワ・ミレー『種をまく人』

ミレーと言えば落穂拾い。山梨県立美術館にあるのは夏バージョンです。
無印の『落穂拾い』はパリのオルセー美術館にあるそうですが、私は見たことあるかな?
ちょっと覚えていないので、オルセー美術館にもまた行きたいな。

ジャン=フランソワ・ミレー『落ち穂拾い、夏』

“落穂拾い”というのは、麦の刈り入れが終わった後に畑に落ちている穂を拾うこと。
これは貧しい方々が日々の暮らしの糧にするために行っていることのようです。
その人たちのために、わざと落としたままにしている面もあるのだとか。

一番印象に残ったのがこちら『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』。

ジャン=フランソワ・ミレー『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』

今日も一日お疲れ様、ほっと一息、というところはポジティブで穏やかにも感じるし、
とはいえ夕方の物寂しい感じもするし、そのミックス具合が好き。
何よりも地平線に沈む太陽が、蛍光オレンジ色のようなものすごく鮮やかに輝いていて綺麗だったんです。

その他、バルビゾン派の画家たちの光があふれている風景の絵もとても素敵でした。

コレクション展A以外にも、テーマ展示室、特別展示室もあります。
特にテーマ展示室で行われていた、近代、現代の様々な富士山の作品とか面白かったです。
山梨といえば富士山ですものね。

たっぷり2時間以上楽しみました。
これら全部を420円で見せていただけるなんて、山梨県民の皆様ありがとうございます!

みんな山梨県立美術館にもっと行ったほうが良いと思うよ。
そうしたら路線バスの本数ももっと増えるはず……

山梨県立美術館 | YAMANASHI PREFECTURAL MUSEUM of ART
「種をまく人」「落ち穂拾い」といった農民絵画を描きつづけた、19世紀フランス絵画の中でもバルビゾン派の代表であるジャン=フランソワ・ミレーを数多く所蔵する山梨県立美術館のサイト

Milletというスペルが好き

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