ゴッホのヒマワリの部屋をすぎると、ずっと近代や現代のエリアが続きます。
もう知っている絵が次々に出てくるので楽しい。
教科書で見たのかもしれないし、ガイドブックかもしれないし、雑誌やTVだったかも。
有名な絵ばかりです。
例えば“印象派”という名前の由来となった、こちら。
モネの『印象・日の出』 マルモッタン美術館(フランス,パリ)
当時は斬新すぎてボロクソに言われていたとか。
“印象派”というのも揶揄した言葉で、悪口だったようです。
今は大人気の“印象派”ですけどね。
あ、これ、観た!!
たーっくさんあった “どこかで観たことのある絵” の中から、確実に『これ、本物を観た!』と気づいたものをご紹介。
まずは モネの『ラ・ジャポネーズ』 ボストン美術館(アメリカ,ボストン)
2014年の世田谷美術館「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム」展で観ました。
とても大きくて、油絵の具の肉厚感が打掛の肉厚感も感じさせていて印象的だったんですよね。
こちらは陶板なのでツルツルで肉厚感はないのですけどね。
大きさの迫力は相変わらずでした。
次は バルテュスの『美しい日々』 ハーシュホーン美術館・彫刻庭園(アメリカ,ワシントン)
2014年の東京都美術館「バルテュス展」で観ました。
バルテュスはフランス人の画家ですが、日本人の女性と結婚していて、二人が暮らしていたスイスの山荘がとても素敵だったw
無防備な少女が多くて、ちょっと危うい感じ。
ベラスケスの『卵を料理する老女と少年』 スコットランド国立美術館(イギリス,エディンバラ)
ついこの前(もう2年前!)、2022年の東京都美術館「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」展で観ました。
周囲の真っ暗さと、鍋に入っている卵の黄身の鮮やかさが印象的だったのですが、陶板では黄身の艶々さは感じなかったなぁ。
やっぱり実物が持つ魅力ってあるのですね。
その時のお出かけ記はこちらです~
ミレー!ミレー!ミレー!
そしてミレーの作品!
去年、山梨県立美術館でミレーの絵をたくさん観てから、なんだか気になる存在になっています。
まずは『羊飼いの少女』 オルセー美術館(フランス,パリ)
この夕暮れのような空が良いんですよね~。
そして『落ち穂拾い』 オルセー美術館(フランス,パリ)
山梨県立美術館にあったのは『落穂拾い、夏』。
こちらは無印の『落ち穂拾い』。とはいえ、落穂拾いは麦の刈り取り後にやるものなので、こちらの絵も季節は夏なんでしょうね。
『晩鐘』 オルセー美術館(フランス,パリ)
これも良いですよね。夕暮れの静かな寂しさが漂っている感じ。
右奥の彼方に街が見えるところも良い。寂しい!それが良い!
これら3つの絵は全てパリのオルセー美術館にあるので、私も実物を観たことがあるはず。
でも全然覚えていないのよね。。。
オルセーに飾られている絵のラインナップが凄すぎて、こんな有名絵画も覚えてない!
おおっ!デザイナーズチェアのショールーム?
大塚国際美術館の閉館時間は17時です。←早いですよね(泣)
地下3階から見始めて、地上1階にたどり着いたときには16時を過ぎていました。
もう時間がない~
1階、2階の現代エリアはだいぶ駆け足になってしまい、あまり写真も無いのですが、
ここにも有名な絵がたくさんありましたよ!
ピカソの『ゲルニカ』 レイナ・ソフィア国立美術館(スペイン,マドリード)
そしてこの現代のフロアには、休憩用の椅子がいたるところに置かれていたのですが、それが有名なデザイナーズチェアばかりだったんです!
これらは陶板絵画ではないですが、現代の作品ですものね。
エーロ・アールニオのボールチェア
左は、ル・コルビュジェのLC1スリングチェア。
右は、チャールズ・レニー・マッキントッシュのヒルハウスチェア。
左上は、ミース・ファンデル・ローエのバルセロナチェア。
右上は、アルネ・ヤコブセンのエッグチェア。
左下は、ヴェルナー・パントンのパントンチェア。
右下は、イームズ夫妻のアームシェルチェア。
もう閉館時間の間近で時間切れ。これで大塚国際美術館は終わりです。
現代エリアはちゃんと観れなかったし、ミュージアムショップに行けなかったのが心残り。
また来ないといけないな。
今度は2階の現代エリアから過去に遡るように地下に下りて行こう。
みんなの流れと逆流になっちゃうけどw
まさかのデザイナーズチェア体験
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