高松鳴門旅行 渦潮の渦ってこんなんだったのね

国内旅行

渦の道の遊歩道を進んでいくと、突きあたりが展望室になっています。

地図だとこの辺りまで歩いてきました。

展望室は回廊になっていて、東西南北の渦(というか海)を眺められます。
南の太平洋側はこんな感じ。

北の瀬戸内海側はこんな感じ。

鳴門海峡は太平洋と瀬戸内海を繋ぐ海峡ですが、とても狭い海峡。
なので、満潮時間に太平洋側から満ちてきた海水は、
鳴門海峡を通って直接瀬戸内海に入っていくものと、
大阪湾方面に向かい、淡路島をぐるっと左回りに流れて瀬戸内海に入っていくもので分かれます。

ところが、その頃になるともう干潮の時間
流れ込んできた海水がたっぷり溜まった瀬戸内海側と、潮が引いている太平洋側の海面に水位の差ができてしまいます。
そうすると瀬戸内海側から太平洋側に向かって、鳴門海峡を海水が激しい勢いで流れ込む。
さらに鳴門海峡の海底はV字なので、中央を高速で流れる水と、端をゆっくり流れる水の速度差で渦が発生するそうです。

で、今は満潮の時間帯なので流れは逆ですね。
どうやら青矢印の瀬戸内海側を見てみるのが良さそうです。

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瀬戸内海側の渦を見よう

展望室の床の一部はガラスになっていて、橋の真下の流れを見ることもできました。
この辺は鳴門海峡の端なので水深が浅い部分。とても複雑な流れ。

さあ、フェンス越しに瀬戸内海側の海を見てみましょう!

おぉ!
海水は太平洋側から瀬戸内海側に向かって勢いよく流れています。(満潮時間だから)
そして小さい渦の連なりが、ポコポコポコ……

ポコポコポコの渦の列は、とても遠くまで流れていきます。

次々と様子が変わる渦の流れ。
これは楽しい!

渦と聞いて、お風呂の栓を抜いた時のような渦がボコっとできていると思っていたのですが、
そうではなくて渦列だったんですね!
なんかカルマン渦みたい、と思ったのですが、

カルマン渦またはカルマン渦列は、流れのなかに障害物を置いたとき、または流体中で固体を動かしたときにその後方に交互にできる渦の列のことをいう。ハンガリー人の流体力学者カールマーン・トードルにちなむ。

Wikipedia

流れが障害物にぶつかることで発生している渦列ではないので、カルマン渦とは違うのかな?
有識者の方、教えてください~

展望室は海風が強くて寒かったです。
でも、渦の流れが面白すぎていつまでもフェンスに張り付いて見ていたのでした。
太平洋側の海面も眺めて、床のガラス窓から橋の下の流れを見て、もう一度瀬戸内海側の渦列を見て、、、、
なんだかんだで展望室を4周!

こういうとき、一人旅でよかったと思います。
きっと誰も付き合ってくれないww

渦列だったとは!

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