Bunkamura改装前最後の思い出 マリー・ローランサン

お出かけ

渋谷のハチ公前にある桜も、ちらほらと咲き始めたこの日。

1月末に営業を終了した東急本店方面に向かいます。

閉店はちょっと寂しいですが、もう結構建物が古くなっていましたからね。
跡地には超高層ビルが建つようです。
これも渋谷エリアのお約束ですね。

目的地は東急本店に隣接するBunkamuraです。
こちらも4月10日から休館して大規模改修工事を行う模様。

Bunkamura内の映画館であるル・シネマオーチャードホールはよく訪れていたのですが、美術館のザ・ミュージアムはしばらくご無沙汰だったので、最後に行ってみることにしました。
(そういえば劇場のシアターコクーンは1回しか行ったことが無かったな…)

ザ・ミュージアムは地下にあります。久しぶりにエスカレーターを下る。

Bunkamura恒例のお祭りドゥ マゴ パリ祭の開催中で、青白赤のトリコロールが飾られていました。
フランスかぶれの私としては嬉しい。
ところでフランス国旗の青色って、2021年にちょっと暗めの青に変更されたって知っていました?
この旗の青はちょっと明るい感じがします。

そして現在、ザ・ミュージアムで行われている展覧会は『マリー・ローランサンとモード』です。

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マリー・ローランサンとモード

マリー・ローランサンについては、淡い色合いでぼんやりとした雰囲気の女性を描く人、ということくらいしか知らずに来てしまいました。

彼女は1883年パリ生まれの画家であり、バレエの衣装などの装飾美術も手掛けていたとか。
そして同じくパリで活躍したココ・シャネルと同い年。
こちらはシャネルに依頼されて描いた肖像画。

マリー・ローランサン『マドモアゼル・シャネルの肖像』

シャネルは気に入らなくて描き直しを要求したけど、ローランサンも譲らなかったのでシャネルには渡らなかった肖像画。その後の二人の関係はどうだったんでしょうね?

ファッションも大好きだったローランサンは、帽子をかぶった女性の絵をたくさん残しています。

マリー・ローランサン『日よけ帽をかぶって立つ女』
マリー・ローランサン『青と黒の帽子をかぶった少女』

そして2011年、シャネルのデザイナーカール・ラガーフェルドは、マリー・ローランサンの色使いから着想を得たドレスを発表しています。

カール・ラガーフェルド、シャネル『ピンクとグレーの刺繍が施されたロング・ドレス 2011年春夏 オートクチュール コレクションより』
マリー・ローランサン『ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン』

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ドゥ マゴ パリはあきらめ

初めてのマリー・ローランサン、面白かった。
フランスのバレエ芸術やモード業界の様子も知れたし。

フランスかぶれの気分も盛り上がっていたので、ザ・ミュージアムの隣にあるドゥ マゴ パリでランチをして帰ろうと思い立ちました。
パリのサン=ジェルマン=デ=プレにあるドゥ マゴの東京支店です。
一度行きたいと思いつつ、ちょっとお高めなので行けずにいたレストラン。
でもこれが最後かもしれないので行くしかない!

と、決意してミュージアムを出たら、既にオープン待ちのお客さんで大行列……
皆さん、考えることは同じなのね。
決意はあっという間に揺らぎ、Bunkamura改装後にもドゥ マゴ パリがあることを願いつつ、公園通りにあるねぎしに牛タンを食べに行きましたとさ。

ドゥ マゴ パリ | Bunkamura
Bunkamuraドゥ マゴ パリのご案内
ねぎしの牛タン、美味しかったよ

Bunkamuraまたね

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