今年4月からNHKラジオ講座の「まいにちフランス語」を聞きはじめました。
フランス語の学習歴は、NHKラジオ講座で数年。
ABCから教えてくれる超初心者向けの、リアルな語学講座に通ったのが1年半。
ここ2年くらいはNHKラジオ講座を聞くのもサボっていたのですが、これ以上サボると、あいさつ程度のフランス語力が、全くゼロになっちゃいそうな気がして、今年度から再開したのです。
がんばって、まいにちフランス語!
「まいにちフランス語」は、月火水が入門編で、木金が応用編の講座です。
私のターゲットはもちろん入門編。
でも応用編の講座もなんとかがんばって聞いてきました。
今期の応用編の題材は、ドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」で、オペラの歌詞をテキストとして、講座が進んでいます。
ドビュッシーのオペラがあることも、「ペレアスとメリザンド」のことも初めて知りました。
フランス語の勉強というよりは、話の続きが気になってラジオ講座を聞き続けている感じ。
そんなある日、Twitterのタイムラインに
「新国立劇場オペラ『ペレアスとメリザンド』のチケット発売中!」
と広告が流れてきたのです。
「ペレアスとメリザンド!!??」
なんとベストタイミング!
公演2週間前でしたが、お手頃な価格の席が少しだけ残っていたので、すぐにチケットを購入しました!
初台の新国立劇場へ
「ペレアスとメリザンド」が上演される新国立劇場は、新宿初台のオペラシティの隣です。
オペラシティのコンサートホールは何度も行ったことがありますが、新国立劇場には初めて来ました。
この日は暑くて、涼し気な水盤に癒されます。
実はオペラを観に来たのも初めて。
オペラと言うとヨーロッパの豪華なオペラハウスに、ドレスアップして行くイメージでしたが、ここは日本。しかも昼の公演なので、皆さん普通の恰好でした。
自分ももちろん普通の恰好です。
そしてこの日は上演初日。
音楽関係の人が多く来場しているのか、ビジネス的な挨拶をしている様子をたくさん見ました。
「ペレアスとメリザンド」は、
王の孫ゴローが狩りで出かけた森で、不思議な美女メリザンドと出会う。
二人は結婚して城に戻るが、城にはゴローの異父兄弟のペレアスもいて、メリザンドとペレアスがいい感じに……
というお話です。
NHKラジオ講座は6月分まで終えたところなので、ストーリーは途中までしか分かりません。
その後は気合で想像しようと思っていましたが、なんと、ステージの両脇に字幕が出るんですね!
(そりゃそうだよね、という感じはしますが)
気合が必要なくて助かった~
ラジオ講座でやったのは、第3幕の途中までと言うことが分かりました。
その第3幕を終えたところで休憩です。
集中しすぎて、幕間で本気の休憩
前半の第1部は105分の長丁場。
めちゃめちゃ集中して観ていたので疲れましたー。
そして面白かった!
物語の舞台は中世のヨーロッパですが、それが現代に置き換えられていて、セットや衣装は現代風のものになっていました。
なので『塔から~』とか、『剣を~』のように歌っている歌詞とは合っていないところもありますが、古典的すぎない分、オペラ初心者の私には入りやすかったのかもしれません。
ミュージカルを観ている感覚になりました。
幕間に水盤の周りを散歩。
ずっと椅子に座っていたので、歩けることが休憩です。
コロナ対策が緩和されてきていて、ロビーのビュッフェで飲み物を購入することもできました。
ただし飲食は屋外のみ。グラスを持って外に出ます。暑いです。
早く飲んで屋内に戻ろう。
この後、怒涛の第二部を観て、個人的大絶賛で余韻に浸りながら帰宅しました。
オペラって面白いのかも
オペラって音楽的には素晴らしそうだけど、舞台的には面白くなさそうな感じがしていましたが(失礼!)、びっくりするほど面白かったです。
セットはコロコロ変わるし、メインで歌っている人物とは別に、その人の未来の状況や、そこにいない人の心境を暗示しているような演出があり、あっちもこっちも(字幕も)観る必要があって、ステージから目が離せませんでした。
後悔したのは、ケチって4階のお安い席にしたせいでステージが遠く、細かい演出が良く見えなかったこと。
私の周りの席の方はみんなオペラグラスを持っていて、ちゃんとつぶさに確認しているようでした。
だから“オペラ”グラスなのね!
納得。
あー、、、もう1回見たい!
公演はたったの5回しかなくて、最終日は7/17。
チケット状況を見てみると、お手頃な席はもう売り切れだし、お高い席は、、、高いしなー。
あー悩ましい。。。
オペラ初体験
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