吉岡徳仁からロザリオ礼拝堂に憧れて マティス展

お出かけ

やばい、やばい、やばい。暑すぎる
いつの間にか夏が始まっている。

そんな7月中旬に上野公園の東京都美術館に向かいました。
そういえば去年の夏も東京都美術館に来ていた

上野公園には真夏が良く似合います。
博物館や美術館で夏休みシーズンに大きな展覧会をやるからかもしれない。

今回のお目当ては、20年ぶり待望の大回顧展 マティス展 です!

マティス展 Henri Matisse: The Path to Color
マティス展の公式サイトです。2023年4月27日(木)~8月20日(日)まで、東京都美術館で開催。

上野の森さくらテラスのエスカレーターで、ショートカットして上野公園へ。

噴水前の広場では何のイベントも開催されていなかったので、東京国立博物館がどーんと見えました。

日傘は必須。フラフラしながら東京都美術館に到着です。

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アンリ・マティスの生涯をたどる マティス展

大人気の展覧会ですが、コロナ禍以降は時間予約制のチケットが主流になっているので、混みすぎることはなく鑑賞できます。
そのかわり、事前予約無しに訪れると入れないことがあるので注意です。チケット売り場で途方にくれている方がちらほらいました。
私は2日前にチケットを購入したのですが、なんと朝早い時間帯はもう売り切れでした。

写真撮影できた作品を一部ご紹介。

赤いキュロットのオダリスク(1921年)

オダリスクとはイスラムの後宮に仕える女奴隷。中東風味を感じますね。

夢(1935年)

真夏の炎天下から涼しい美術館に入ってくると、こんな感じにまどろみたくなります。
これを観たら頭の中にドビュッシーの「夢(Rêverie)」が流れてきました。
では羽田健太郎さん演奏の「夢」をどうぞ。
眠くなる。。。。すやぁ

ドビュッシー: 夢

次は大きくて赤くて目を引くこちら。

赤の大きな室内(1948年)

これが気になったのは絵の迫力だけじゃなくて、すごく見覚えがあったから。
中高生くらいのときの何かの教科書の表紙絵だった気がするんです。毎日のように見ていた記憶があります。何の教科書だったかなぁ……

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2013年の吉岡徳仁さんから引きずっています

美術に詳しくない私は、もちろんアンリ・マティスのことも良く知らなくて、今回の展覧会で学んだわけなのです。
では、なぜマティスが気になっていたかというと、
マティスが手掛けた南フランスのヴァンスにあるロザリオ礼拝堂に行ってみたいのです。

そのロザリオ礼拝堂の映像も今回の展覧会で観ることができて、ますます行って見たくなってしまいました。

ロザリオ礼拝堂のことを知ったのは、2013年の東京都現代美術館で開催された 吉岡徳仁-クリスタライズ 展です。

そこに展示されていた吉岡徳仁さんの「虹の教会」

Rainbow Church

暗い部屋に光が差し込み、クリスタルで光が屈折して壁を七色に照らします。
とても幻想的で素敵。
この作品がマティスのドミニカ礼拝堂からインスピレーションを受けたということを知って、それ以来マティスとドミニカ礼拝堂がずっと気になっていたのです。

フランスに出張をした際、ニースの近くに位置するヴァンスを訪れ、画家 ヘンリ・マティスの晩年の設計であるドミニカ礼拝堂を目にし、その光の美しさに心を奪われました。
マティスの絵画の特徴である、鮮やかな色彩で描かれた美しいステンドグラスに、南仏の太陽の光が差し込み、マティスの光で満ちあふれた空間を体験しました。その空間を前に、自分もいつかマティスのような、光を全身で感じられる建築をつくってみたいという強い想いを抱き、夢に見続けてきました。

吉岡徳仁による”虹の教会”

ちなみに吉岡徳仁さんは、パリのオルセー美術館にあるWater Blockとか、最近では2020年(2021年?)東京オリンピックのトーチのデザインをした方です。

Water Block

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お土産もマティスが手掛けたロザリオ礼拝堂で

マティス展は展覧会グッズも充実していて、欲しいものがいろいろあり、、、お財布崩壊の危機でした。
その中から購入してきたお土産はこちら。
手ぬぐい!

なのですが、この柄はドミニカ礼拝堂の告解室の扉です。
マティスのデザイン画がプリントされているのです。

深い藍色で、一目見ると和風柄っぽいですよね。
この手ぬぐいを持って、ヴァンスのロザリオ礼拝堂にいくぞー!

場所はカンヌとニースの間、コート・ダジュール空港から16km。電車で1時間半。
行けるかな……

上野公園=夏休みの思い出

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