福岡旅行を決めたのにはあまり深い理由は無くて。
福岡は何度か来たことがあるものの、全て仕事の出張。
オフィスビルとか、連れられてどこかの店舗とかにしか行ったことは無く、観光ってしたことがない。
それどころか、自分の意志で行動したことがないかもしれない。
街の地図も良く分からない。
というわけで、ちゃんと福岡のことを知りたい。九州の大都会を堪能したい。と、福岡に来ることにしたのでした。
初日はオープントップバスで福岡市内をぐるっと見て回ろうかと思っていたのですが、着いた日は曇りからの雨模様。
予約していなくて良かった。
ホテルに荷物を預けた後、大濠公園にある福岡市美術館に行くことに決めました。
大濠公園を歩いていこう
福岡駅から地下鉄で15分ほどの場所にある大濠公園。
大きい池があるとても広い公園でした。この奥に福岡市美術館があります。
池にはスワンボートとが浮かんでいたりして、都会のオアシスって感じ。
この日は雨なので、大分寂し気ですが。
池沿いには遊歩道と自転車コースとジョギングコース。
雨の中でもジョギングしている猛者たちがいて、すごすぎる。
けっこうおしゃれな福岡市美術館
福岡市美術館に到着しました。
池を眺められる、ちょっと小高い場所にあるレンガ色の美術館でした。
といってもレンガ造りではなく、常滑焼の磁器質タイルですって。
美術館の外にあるアート作品が曇り空に映えています。
香川県の直島の海辺にあるものとそっくりな、草間彌生さんのかぼちゃ。
直島のものは台風で流されちゃったようですが、無事に復元できたようです。よかった~
この時開催されていた特別展は「国宝 鳥獣戯画と愛らしき日本の美術」で、来場されている皆さんはほぼ全員こちらが目的のようでしたが、、、
私は以前、別の美術館で開催された鳥獣戯画展に行ったことがあったので、こちらはスルー。
福岡市美術館所蔵作品のコレクション展だけ観ることにしました。
コレクション展だけでも、古美術、近現代美術とたっぷりで、楽しい時間をすごせましたよ!
写真を撮れたものを一部ご紹介。
小錦がモデルの彫刻。目がかわいい。
外にあった派手なオブジェと同じ作者、インカ・ショニバレCBEの作品。
ナイジェリア系イギリス人のショニバレが、日本を題材に制作した作品です。
女性の頭は地球儀で、アフリカ柄のような色合いのドレスを着て、ライフル銃から放たれるのは満開の桜。
この姿がかっこいいな、と単純に思って写真を撮りましたが、一つ一つのディティールに様々な意味があるのですね。
仙厓はどこいった?
福岡市美術館に行こうと思った目的は、福岡市美術館が所蔵する仙厓義梵の絵が見たかったからなんです。
仙厓は江戸時代の禅僧で、ちょーーーゆるくてカワイイ絵を残した人です。
こういうの。
コレクション展に無くて「今は展示されていない時期なのかなぁ。残念~」と思っていたのですが、なんと帰ってきてから特別展「国宝 鳥獣戯画と愛らしき日本の美術」の方に展示されていたのを知ったのです…
確かに展示会のタイトルは「鳥獣戯画と愛らしき日本の美術」。
なんてこった!
九州まで行ったのに仙厓の絵を見損ねちゃったよ。
雨のなかの散歩もたのしい
美術館には池を眺められるおしゃれなレストランやカフェもありましたが、混んでいたのでおとなしく帰ります。
鳥獣戯画展の人気で、雨なのに老若男女でとても大賑わいでした。
鳥獣戯画グッズも大人気です。
美術館をでて、また池沿いを歩いて帰りましょう。
雨の大濠公園に佇むキツネが二匹。
君たちもおしゃれだね~
そして地下鉄で福岡駅に戻りました。
そろそろお腹減ったな。
仙厓グッズを買ったよ
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