パリのジョルジュ・ポンピドゥ国立芸術文化センター、通称ポンピドゥ・センターに行きました。
もちろん最近の話ではなくて、数年前のフランス旅行です。
見てのとおり、パイプとガラスでできた前衛的?未来的?な外観のポンピドゥ・センターは、石造りの建物が立ち並ぶパリでは異質な様子。
外壁の段々になっているチューブはエスカレータで、これを使って上の階に上ります。
この日のポンピドゥ・センターでは、マグリット展が行われていました。
ルネ・マグリット展
マグリットはベルギー出身の画家。
ちょっと不思議な絵が多い画家ですね。
今回の展覧会のポスターにも使われている『ヘーゲルの休日』。
傘の上に水が入ったコップがのっています。
背景が真っ赤で雨が降っている様子が無いし、雨をコップが集めてくれたのかしら?
傘が濡れなくてよかった。(独自解釈です)
こちらは『幸福な手』。
ピアノを弾く手は幸福だし、ダイヤのリングをする手も幸福。
そのうえ、ステージで弾けるなんて最高に幸福。 (独自解釈です)
写真はこの2作品しか撮っていませんが、マグリットだらけで大量の作品が展示されていました。
次から次へと不思議な絵がでてきて、なんだかおもしろい感覚になってきます。
パリっ子たちにも人気で、入り口は行列になっていました。
ポンピドゥ・センターから見るパリの街並み
マグリット展を見終わると、もう夕暮れになってきました。
ポンピドゥ・センターからパリの街並みを眺めます。
オレンジ色の街灯が温かそう。実際は寒いですけどね。もう冬です。
遠くにエッフェル塔が見えます。
ポンピドゥ・センターは近代美術の美術館、ギャラリー、図書館などが入った複合施設でとても大きい建物でした。
マグリット展はその一角で開催されている感じです。
全部のギャラリーを見ようと頑張ったのですが、一日パリを歩き回った最後に訪れたので、もうヘトヘト。
全部見るのは諦めて、入り口のロビーでちょっと休憩してから帰りました。
ロビーにはツリーとトナカイのイルミネーションがキラキラ。
外に出ると、もうすっかり夜。
エスカレーターのチューブもキラキラ。
ポンピドゥ・センターは、2023年から大規模な改修工事のため3年間も休館するようです。
コロナ禍がまだまだ続きそうなことを考えると、ポンピドゥー・センターに再度行けるのは大分未来になりそうです……
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