反田恭平さんが2位、小林愛実さんが4位になったことで話題になった、2021年のフレデリック・ショパン国際ピアノ・コンクール(ショパン・コンクール)。
このショパン・コンクールは予選から、というか、その前の予備予選からYoutubeで生配信されていました。なので在宅勤務中のBGMとしてよく聴いていたのです。
新進気鋭のピアニストたちが本気で挑んでいるコンクールを、BGMがわりにしちゃうなんて贅沢すぎましたよ。
出演者の中で印象的だったのが、ニコニコでマスコットキャラ性があふれ出ている スペインのマルティン・ガルシア・ガルシアさん。
名前も印象的。
そんな彼が日本でピアノ・リサイタルをやるというので、チケットをゲットして行ってきました!
ちなみにショパン・コンクールを主催しているのはフレデリック・ショパン研究所(すごい名前)です。この研究所のYoutubeチャンネルでコンクールを配信しています。次回は2025年。
開催場所は ミューザ川崎シンフォニーホール
なんか最近よくミューザ川崎に来ますね。
1月の魔笛と3月のブレハッチ。なんと今年だけでもう3回目じゃない。
今日も帰宅ラッシュの波に逆らって向かいます。
ミューザ川崎は駅前にあるので、平日の仕事後に来るのにとても便利です。
ホールの形も独特で好き。
様々な音楽イベントもやっているので、もっと家から近かったら通いたいんだけどなぁ。
2階席から見て聴くガルシア・ガルシアさん
いつも『この週末暇だなーなんかコンサートとか行こうかなー』と思い立って、『チケットが買えるコンサート、どこかでやってないかなー』と探すことが多いです。
そんな感じで思い付きでコンサートに行くので、まず良い席のチケットは買えません。(めっちゃ高額な席が空いていることはありますが……)
しかし!今回は早めにリサイタル情報をゲットしていたので、チケット発売直後に購入。
2階席から鑑賞できました。ステージが近く感じる~
いつもステージに向かって左側の席を選びます。ピアノを弾く手元が見たいから。
そして、この日の曲目はこちらでした。
私はクラシック曲には全く詳しくないので、何も語れませんよ。。。
前半がショパン。
2021年のショパン・コンクールで弾いた曲もあるかも?
私はショパンの葬送行進曲が大好きなので、それが聴けて嬉しかったです。
“じゃーん…じゃーじゃじゃーん” と、いかにもお葬式という重苦しい感じで始まる、あの有名な曲ですよw
でも、その重苦しい後に来る、キラキラした部分が大好きなのです。あれは天国に行けたに違いない。
本来の曲名は ピアノ・ソナタ 第2番変ロ短調「葬送」op.35 の 第3楽章:レント マルシュ・フュネーブル というんですね。
クラシックのコンサートでいつも思うのですが……
曲の境目が分からないんです。今回も。
今はこの曲かな?さっきの間から次の曲になった?まだ同じ曲?
なんてことを思いながら、プログラムに載っている曲の解説文を読んでヒントを探す。
知っている曲があると現在地が分かるんですが、全部知らない曲だと最後まで分からない。
今はこの曲ですよー、と垂れ幕を出してくれませんかね(泣)
ところで後半のブラームの曲目が、先日行ったイリヤ・イーティンのリサイタルとまったく同じでしたね。
5回のアンコール!
ガルシア・ガルシアさんの演奏はとても素晴らしかったのですが、特に大きい音がびっくりするほど爆音でした。
同じピアノで、1台で、1人の指の力なのに、ホールに鳴り響く音量が凄い。
クラシックのピアニストって音の強弱が繊細だし、小さい音と大きい音の落差が凄いですよね。(勉強になる)
そしてもう一つ凄かったのがアンコールの回数!
「鳴りやまない拍手 → 演奏者が再登場して1曲披露」というのがアンコールのパターンだと思いますが、これを2回くらい繰り返してくれることはありますよね。
ところが、この流れをなんと5回も繰り返してくれたんです!
これはもう終わらないんじゃないかと思いましたw
Twitter(X)で、そのアンコールの5曲が紹介されていました。
っていうか、演奏後の写真、なんて良い笑顔!
2021年のショパン・コンクールをBGMにしていた日々を思い出しましたw
ピアノリサイタルはいいな~
ガルシア(ミドルネーム)・
ガルシア(ファミリーネーム)?
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