今回の旅行の目的の1つ、大塚国際美術館に到着しました。
大塚国際美術館は世界中の名画を実物大で陶板に再現したものが飾られている、珍しい美術館です。“大塚”とつくのは、カロリーメイトやポカリスエットで有名な大塚製薬などの大塚グループの美術館だから。
なぜ陶板に名画を描くの?というと、
その昔、鳴門海峡の白砂を使ってタイルを作る事業を始め、大きくて歪みや割れのない高品質なタイルが造れるようになったそうです。
ですがオイルショックで操業ができなくなった。
じゃあ陶板に絵を描て美術品を造りましょう。もっと美しく、もっと色数多く、再現度をあげましょう!
ということだとか。
しかも陶器は劣化しないので、真実の姿を永遠に後世に残すことができる。
なるほど~
その多大な努力の結果、大量の陶板名画ができて巨大な大塚国際美術館になったのです。
巨大な美術館のわりには、控えめな正面玄関。
というのも美術館のほとんどは地下、文字通り“山の中”にあるのです。
鳴門のわかめで体力回復
大塚国際美術館に到着したのですが、高松からはるばるやって来て、もうお昼過ぎ。
まずはランチを食べて体力をつけてから鑑賞しましょ。なんせ広い美術館ですから。
ちらっと見えた有名作品には目もくれず、一気に1階までエレベーターで上がります。
こちらが地上の1階にある別館のレストラン・ガーデン。
芝生も空も気持ち良いので、テラス席で『いただきます!』。
鯛の炙り丼定食。鰻のたれのような甘辛いタレがかかった鯛でした。
そして、どんぶりにもお味噌汁にもわかめが山盛り!
鳴門はわかめが有名だったのね。
肉厚でシコシコしている美味しいわかめ。わかめ大好き。
海風が若干寒くて、お味噌汁は一瞬でコールドスープになってしまったのですが。。。
陶板美術鑑賞は地下3階からスタート
お腹いっぱい体力満タンでスタート地点の地下3階フロアに下りてきました。
明日見る予定の「鳴門の渦潮」の情報を仕入れたりして。早く美術鑑賞に行きなさいよ。
とても広い美術館なので、どこから見ればよいか分からなくなってしまいそうですが、
全ての展示室に番号が振られているので、足元の番号に沿って行けば順番に全て鑑賞できます。なんと分かりやすい!
栄光の1番目は、大塚国際美術館が誇るミケランジェロの『システィーナ礼拝堂天井画および壁画』。どーん!
ひゃ~っ、大きくて圧巻!
ヴァチカンにある本物は観たことがないですが、こんな感じなのかしら?
天井一杯にキリスト教関連の様々なストーリーが描かれています。
正面が有名な「最後の審判」。向かって左が天国行き、右が地獄行き。
実物大の迫力ってすごいですね。
油絵の絵画よりも、このようなフレスコ画のほうが陶板になったときの違和感が無さそうな気がする。
こんな感じで陶板美術の鑑賞会スタートです。
地下3階から地上2階まで、展示室は全部で100部屋!
全部見れるかな?
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