2019年9月の韓国旅行でもうひとつ行きたかった場所は、東大門デザインプラザ。
通称DDP。
DDPはデザイン系のイベントなどを行う文化施設なのですが、私が見たかったのは曲線を多用している印象的な建物自体です。
建築家はザハ・ハディッドさん。
現在開催中の東京オリンピック2020に向けて立て直された、新国立競技場の最初のデザイン案の方ですね。
幻となってしまったそのデザインも、まるで都心に宇宙船が漂着したような独特のデザインでした。
ザハ・ハディッドさんは、残念ながら2016年に亡くなっています。
もりっとした外観のDDP
外側からみると大きな曲線の塊がもりっとせり出しています。もったりとした波のような、溶けかけた粘土のような。
近くで見るとアルミのような銀板をつないで大きな曲線を描いているんですね。
外側の曲線が内側までつながっています。全体的にはドーナツ状になっているのでしょうか?
銀板とコンクリートなので全体的に無機質なんですが、曲線で構成されているので有機的な柔らかさも感じます。
周囲には大きな人型のオブジェが何人か立っていて、不思議な雰囲気。
内側の大空間
内側には曲線の塊の中をコンクリートの橋が貫いていて、その下は吹き抜けのような広場になっています。
パラソルやベンチもあって憩いの場。
週末はここで「トッケビ夜市」が開かれているようです。
ガイドブックによると、フリーマーケットあり、屋台あり、ライブありの楽しそうなイベントなのですが、日程が合わず参加できませんでした。
施設の中も見学
施設の中はギャラリーやイベント用のスペース、デザイン性の高いグッズのショップなどが入っていました。
一角にあったこの場所は、ボックスごとに様々なクリエイターさんの作品が展示されていました。
作品を販売しているわけではなさそうでしたが、連絡先やURLが書かれたメッセージカードが置いてあったりもしたので、お仕事を繋ぐ場所になっているのかもしれませんね。
ストリートピアノが何か所にも
このDDPでもう一つ素敵なところは、いろいろな場所にストリートピアノが置いてあったところです。
複雑な形状の建物をブラブラ歩いていると、どこからかともなくピアノの音色が聞こえてきます。
すると階段の上や、曲がった先にピアノが置いてあったりするのです。
このときは4~5か所に置いてありました。今もあったら嬉しいな。
こんな時にさらっと1曲弾けると格好良いのですが、楽譜がないと無理なんですよね……
そもそも楽譜を取り出して弾くのは、準備してきました感が出てしまうのでちょっと違う。
あくまで、ピアノがあったのでちょっと弾いてみました、という感じを出したいんです。
そのためにはいつでも弾ける1曲を用意しておかないとですね。
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