冬休み最後の日は、東京 京橋のアーティゾン美術館に行ってきました。
アーティゾン美術館?って馴染みの無い名前でしたが、旧称はブリヂストン美術館です。
ブリヂストンの創業者、石橋正二郎さんのコレクションを展示するためにできた美術館。
2020年にアーティゾン美術館として再オープンしました。
“アーティゾン(ARTIZON)”というかっこいい名前は、「ART」(アート)と「HORIZON」(ホライゾン:地平)を組み合わせた造語なんですって。
パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂
アーティゾン美術館で開催中の展覧会はこちら『パリ・オペラ座 ー 響き合う芸術の殿堂』です。
ルイ14世によって1669年に設立されたパリ・オペラ座の歴史、そこで演じられた舞台芸術の歴史、オペラ座をテーマにした美術作品を観ることができました。
一部が写真撮影可能でしたので、ちょっとだけご紹介。
踊り子といえば伊豆、、、(?)の温泉にも行きたいですが、今回はエドガー・ドガ。
オペラ座と言えば、オペラやバレエの公演をするところだと思っていましたが、仮面舞踏会が頻繁に開かれていたようです。
そんな様子が描かれていたのが、マネのこちら。
シルクハットの紳士たちは仮面を付けていないんですよね。
仮面を付けているのは黒いドレスの女性たち。
鮮やかな衣装の方々は盛り上げ役?
なんとも怪しすぎる大人の社交場。
その他、舞台セットや衣装のスケッチ、オーケストラの楽譜など、舞台芸術に関する一品が山ほど展示されていたので、オペラやバレエに詳しい方はすごく楽しめると思います。
私は全然詳しくないのですが、ワーグナーの「オペラ座で公演したい!」熱意からのタンホイザー初演、とかは胸アツでした。
タンホイザーは壮大な序曲が大好きなんです。(オペラは観たことないけど)
オペラ座を見学しそこねたパリ旅行
パリに行きたいな~という気分になったので、昔オペラ座(オペラ・ガルニエ)を外から眺めて帰ったときの写真を引っ張り出してきました。
パリに着いた初日、ホテルを出て街をふらふら散歩をして、ふと見ると、
あの奥にあるのがオペラ座じゃない?
うわ~綺麗!
壮大!豪華!
って感動しましたが、公演チケットを持っているわけではないので外から眺めて帰りました。
後から知ったのですが公演チケットを持っていなくても、見学チケットを購入すれば中に入れたのでした。。。
失敗したよ~
次回は絶対見学するぞ!
というか、今回の展覧会を観たことで、次回は公演チケットを握りしめてドレスアップして行きたくなりました。
公式サイトはこちら。見学チケットはガイド無し(セルフガイドツアー)で14ユーロです。
なかなか良いお値段…
石橋財団コレクション選
パリ・オペラ座展だけでかなりのボリュームでしたが、同時開催中の『石橋財団コレクション選』も楽しみます。
所蔵作品の展覧会ですが、私でも知っている有名人の作品ばかりで「石橋財団ってすごい!」ということが分かりましたw
こちらも気になった作品をご紹介。
ピアノが出てくると贔屓目に見ちゃいます。カイユボットの絵は綺麗で結構好きかも。
この黄昏のグラデーションが素敵。睡蓮で有名なモネの作品。
藤田嗣治ってこんな家に住んでいたのかな。
タバコの缶があって、銃が飾られていて、絵の女性は誰だろう?
気楽な気分で午前中に訪れましたが、全部見ていたらすっかりお昼を回って、大分お腹がすきましたw
美術館の1階に日差しが明るくて気持ち良いカフェがあるので、観覧後はそちらで余韻を楽しむのも良さそうです。
(私は近所のチェーン店カフェに行きましたが…)
帰りは東京駅まで歩いて、スーツケースを持った皆さんを羨ましく眺めながらJRで帰りました。
ピカピカでおしゃれな美術館
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