尾道から東京に帰る前に、鞆の浦に行くことにしました。
「崖の上のポニョ」の舞台と言われている海辺の街です。
このような遠い地方の小さな町は、家族や友達との旅行だとなかなか行き先の候補に挙がりません。
ふらっとよれるのは自由な一人旅ならでは。
鞆の浦へは福山駅から出ている路線バスで行くことができます。
終点は鞆港。
1つ手前の鞆の浦のバス停で降りて、鞆港まで海沿いを歩くことにしました。
水平線を見ながらの散歩。
曇ってなければ対岸の四国まで見えるのかな?
ここはまぎれもない鞆の浦。国立公園の看板が教えてくれました。
鞆港に到着
鞆の浦のバス停から歩いて10分で鞆港に到着。
印象は「とても静かな港」。
誰もいない。けれども、たくさんの船がゆらゆらと留まっています。
この港が賑やになるのは朝なのかもしれませんね。
奥には小さいフェリーが見えます。おそらく走島に行く航路の船。
手前は漁船かな?
尾道との間を結ぶ海上クルーズ!
尾道から船で来たかった!!
看板には2021年4月24日から11月21日までの土日祝日限定運航とあります。
この日は平日なので、いずれにせよ乗れなかったですね。
湾の反対側には鞆の浦の象徴、常夜灯。
夜になったら明かりが灯って素敵そう。
地元の方がのんびりと井戸端会議をしていました。
鞆の浦の街でアートイベント
鞆の浦は古い町並みが残っていて、それも素敵ポイントです。
狭い路地を通り抜けていくと、、、
何やらピンクの旗が見えました。
なんと、アートイベント「鞆の浦 de ART」が実施中。
現代アートは大好物!
鞆の浦の町全体を使った、歴史的建造物と現在アートのイベントでした。
ここはその展示場の1つになっている「太田家住宅・新蔵」。
デコトラ!?
遠近法が激しくて、荷台のお尻が宙に浮いていますね。
なんとこちらは段ボール製なのだとか。
ズガコウサクとクリエイトさんの作品です。
もっと作品を見て回りたかったのですが、あまり時間が無かったのでここだけで終了……
鞆の浦でアートイベントが行われていることを、ちゃんと調べておくべきでした!
ふらっとよる旅には、こんな残念なことも起こりがち。
鞆の浦の先っぽの方へ
最後に、沖の方に飛び出ている古い波止場を見に行きます。
大きな石が組み合わさった石畳の波止場。
その割に、海につながる側面のカーブが結構なめらかです。
ちょっと歩きにくいですが、先っぽまで行くことができます。
2泊3日の旅が終了
さて、そろそろ帰らないと。
帰りは鞆港のバス停から福山駅に戻りました。
帰りはバスの窓から海を眺めます。
2泊3日の岡山と広島の旅はこれで終了です。
福山駅から新幹線に乗って東京に戻りました。
帰りのお供は、瀬戸内レモンチューハイと抹茶生もみじ。
今回の旅の本はV.S.ナイポールの「ミゲル・ストリート」でした。
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