とあるダラダラした休日。
午後になってから思い立ち、えいやっと上野まで行ってきました。
上野公園にある東京国立博物館に行ってみようと。
同じく上野公園にある国立西洋美術館や東京都美術館には何度も行っているのに、
国立博物館に行ったのは子供の時の1,2回だな、と。
建物が格好良すぎる博物館。さすが国立。
東京国立博物館
最近は混雑防止で美術館も事前の入館予約が必要ですが、遅めの時間なので大丈夫だろうと予約無しで突撃しました。
予約していないのですが入れますか?
はい、大丈夫です。ですが17時閉館ですけど、よろしいですか?
この時16時過ぎ。思っていたよりも閉館が早かったけど、まあいいか、と。
今回来たのは、この「博物館に初もうで」を観ようと思ったから。
これだけでも観れればよいかな、と。
今年の干支、虎に関する展示物で初もうでなんて良いアイディアですね!
元日は家でのんびりしますが、たいてい2日になるとどこかに出かけたくなってしまいます。
来年の兎年も開催されるなら来ようかな。
この「博物館に初もうで」が博物館内のどこで開催されているのか分からなかったのですが、とりあえず本館に向かいます。
トーハクくんとユリノキちゃんもマスク姿。
東京国立博物館 本館
本館に入るとまず正面にあるのが、この大理石の大階段!
かっこいい~
案内所で案内図を貰ったところ、この本館だけでなく、東洋館、平成館、法隆寺報物館などなどが載っています。
案内所の方に、このチケットで本館以外も入れるのか聞いてみたら、
はい、入れます。ですが17時閉館なので……
確かにこれら全部観るとしたら、閉館1時間前に入るのは無謀ですね。
チケット売り場の人が心配していたのも納得です。
「博物館に初もうで」 は、本館2階の特別室で行われていることを教えてもらい、大階段を上りました。
2022年虎づくしの初もうで
「博物館に初もうで」は、博物館所蔵の虎に関する作品を集めた展示です。
17世紀の竜虎図屏風。対峙する虎と龍がすごい迫力。
でもお互いの目線が外を向ているんだけど、、、どこを見ているのでしょう?
派手すぎる陣羽織。
19世紀江戸時代のものなので、実用的なものではなく衣装。持ち主は寅年かな?
歌川国芳の「二十四考童子鑑 揚香」。
「二十四孝」は親孝行者24人を取り上げた中国の書物。
その中の揚香さんのエピソードで、虎に食べられそうな揚香さんと父親の図です。
12~13世紀中国の陶製の枕。
ちょっと可愛い。
17世紀中国、景徳鎮のお皿。
虎と言うより猫っぽい。こちらも可愛い。
虎の展示室を観てから、本館2階の日本美術の展示を観て、
1階のミュージアムショップでぎりぎりまで粘って、閉館時間に本館を飛び出ました。
ミュージアムショップのお土産と反省会
慌ただしい滞在になってしまいましたが、教科書に載っているようなものがたくさんあって、おもしろい博物館でした。
とはいえ今回見学できたのは「博物館に初もうで」の展示室があった本館2階のみ。
やっぱり1時間は短すぎました……
そして展示物がすばらしいと、ミュージアムショップの品ぞろえも楽しいですね。
今回買ったお土産は、メタリックなピンク色の缶が綺麗なクッキーと、可愛いワンコのマウスパッド。
このマウスパッドのイラストは円山応挙の「朝顔狗子図杉戸」です。かわいすぎ!
この作品も博物館内に展示されていたのかもしれませんね。
博物館に向かう途中、上野公園には誰でも受けられる無料PCR検査のテントがあったり、
牡蠣料理の屋台が並んだ牡蠣フェスをやっていたり、魅力的な場所がたくさんありました。
勇気を出してそれらを素通りしてきて良かったです。
もし寄っていたら最終入場時間を過ぎて博物館に入れないところでした。
今回は東京国立博物館がこんなに大きい場所だと知らずに閉館直前に行ってしましたが、
楽しい場所だと分かったので、次回は時間に余裕を持って行きたいと思います。
入場料も1000円とお安めですしね!(さすが国立)
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