ロンドン観光、最初はやっぱり大英博物館。
大英帝国の栄光です。
パディントン駅から地下鉄で向かいました。
Googleマップ様のおかげて、初めての街でも迷うことなく目的地にたどり着けます。
大英博物館の入場料はなぜ無料?
イギリスの博物館や美術館は入場無料のところが多いです。
この大英博物館ももちろん無料。
こんな大規模で、世界的に有名な博物館が無料だなんて、信じられないですよね。
この大英博物館は1753年に設立されたときから無料で公開されており、その流れを受けて、昔から多くの国立博物館・美術館が無料で公開されていたようです。
無料ということは、国の予算、つまり税金で運営しているということです。
それゆえ「税金の使いすぎだから有料にしなさい」と政府からの圧力を受け、1980年代に一部の博物館・美術館が有料になりました。
有料になった博物館・美術館は入場者が半減。
みんな正直ですね。
その後、教育の充実をスローガンにする党が政権をとり、1990年代末から再び無料になりました。
博物館・美術館は上流階層だけではなく、あらゆる階層のイギリス国民全員のためにあるべき、という方針のようです。
そうして私のような海外旅行者も、その恩恵を受けられるようになりました。
参考文献
https://www.ide.go.jp/library/Japanese/Publish/Download/Overseas_report/pdf/1011_sato.pdf
といっても、館内には寄付金箱が設置されています。
それぞれのお財布事情で寄付をお願いします、という感じですね。
また、特別展のエリアに入るのは有料となっています。
このときは「The American Dream : pop to the present」という展覧会が開かれており、こちらが有料エリアでした。
私はオーディオガイドとフロアマップ、飲食代でお金をお支払いしました。
まさかの本物!ロゼッタ・ストーン
中に入ると年代や地域ごとにエリアが分けられており、本当に文字通り、古今東西、世界中のものが展示されています。
さすが太陽の沈まない国、大英帝国!
口の悪い人が「泥棒博物館」と揶揄するだけのことはありますw
そして、大英博物館で一番の有名展示物はこのロゼッタ・ストーン!
世界史の授業で最初の方に出てくる、あの「同一の文章が3種類の文字で書かれている石」です。
それゆえ、古代エジプトの象形文字「ヒエログリフ」を解読することができ、そこから古代エジプトがいろいろと解明されることとなりました。
上の方の文字がヒエログリフ、真ん中が古代エジプトの民衆文字(デモティック)、下の方がギリシア文字です。
あまりにも有名すぎて、どうせレプリカで本物は大事にしまってあるのでは?と思っていたのですが、これ、本物ですって!
ロンドンで育つと、歴史の教科書に出てくるものが「そこの博物館にある」という感じなんですね。
なんかすごいな。
古今東西のお宝たち
エジプトコーナーにはミイラがあったり、
ギリシアコーナーにはおなじみの大理石の石像たちがあります。
かなり駆け足で回りましたが、広いし、展示物が多いしで滞在時間は3時間。
もう(頭が)お腹いっぱい。ヘトヘトです~
入場無料なんだから、数日かけて通ったほうが良いですね。
まだまだロンドン観光続きます。
次も有名観光スポット、タワーブリッジに向かいます!
お宝たくさん
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