観光地として尾道の地名をよく聞きますが、何か特別な観光スポットを聞くわけでもないし、どんな場所なんだろう……
そこで岡山旅行からちょっと足を延ばして、行ってみることにしました。
岡山駅から電車にのんびり揺られて、1時間ちょっとで尾道駅に到着です。
尾道駅は小さい駅でしたが、観光地らしい、洗練されたおしゃれな駅でした。
尾道駅を出たら目の前が海
尾道駅を出ると、すぐそこに海があります。
もうそれだけで潮風を感じられる雰囲気の良い街。とっても好きな感じ!
ちょっとひいき目かもしれませんが。。。
対岸は向島という瀬戸内海の島です。
この向島と尾道の間の海を、尾道水道と言います。
平日の夕方に着いたので、駅周辺には学校帰りの高校生がたくさんいました。
自転車通学の高校生が向島に渡る船を待っています。
船で通学するなんて、しかも自転車ごと船に乗るなんて、映画でしか見たことのないような光景です。
通学で毎日電車に乗るのと同じくらい、彼らにとっては当たり前の日常なんでしょうね。
他にも小さい船がたくさん出ていました。
小島が多い瀬戸内ならではですね。
海沿いはデッキになっていて、白と青のパラソルが可愛く並んでいます。
のんびり散歩して、疲れたらベンチに座って海を眺めながら休憩するのかな。
近所で働いていたら絶対にここでランチをします。
デッキをひたすら歩いた先には、漁船が停泊している場所がありました。
これも海の街の一面。
映画『東京物語』の街
デッキの道が終わっても、海沿いにずーっと散歩道が続いています。
さらに進むと小津安二郎監督の『東京物語』の表示が出ていました。
学生のころに深夜のTVで観た『東京物語』。
年老いた両親が、東京で暮らしている娘や息子の元へ訪れる話でしたが、その両親が住んでいる街が尾道だったようです。
学生が深夜に観るには渋い映画だと思いつつも、なぜか目が離せなくて最後まで見てしまった記憶があります。
悲しい気分になるので、もう一度観るのはちょっと辛いかも。。。
映画の公開は1953年なので、映画の舞台もその時代だとすると、尾道から東京へ行くというのは大旅行だったでしょうね。
そして映画の中で両親は熱海に行くことになるのですが、熱海って風景が尾道に似ていませんか?
海があって、山がある坂の街で…
せっかく長時間かけて東京に行ったのになぁ。。。
グリーンホテル尾道に宿泊
尾道での宿泊は、駅前にあるグリーンホテル尾道です。
ロビーにはハロウィンの飾りつけ。
ほっこりと温かいハロウィン~
オーシャンビューのお部屋を予約したので、窓の外が尾道水道。
夕暮れになると、また違った雰囲気になって素敵でした。
尾道1日目は、こんな感じに海沿いを散歩して終わりです。
こちらはホテルで食べた夜食の八朔大福。
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