尾道に宿泊した翌日は、どんよりとした曇り空。
尾道の景色を高い場所から見るために、ロープウェイに乗りに行きます。
千光寺山ロープウェイに乗って
尾道駅からのんびり20分くらい歩いて、千光寺ロープウェイの山麓駅に到着。
往復500円で山の上にある千光寺公園まで行くことができます。
いよいよ尾道の街を上から眺めます。
海に沿って住宅が密集しているのが良く分かります。一方、向いの向島は緑が多め。
千光寺からの尾道ビュー
ロープウェイを降りたら、山頂駅まわりは大規模な改修工事中でした。
がっつりとフェンスに囲まれていて、どこに何があるのかよく分からない……
とりあえず『千光寺→』の看板に従って千光寺に行ってみます。
せっかくロープウェイで山頂まで登ったのに、山を下るのがちょっと残念。
千光寺は山の中腹にあって、とても眺めが良いお寺でした。
石鎚蔵王大権現鎖までの参拝ルートは鎖(!)で登ります。
「眺望絶景」「所要時間10分」にひかれて一瞬登ろうかと思ったのですが、「一方通行でここには戻れません」の注意書きで正気に戻って、登るのをやめました。
普通登りませんよね……
岩に刻まれた烏天狗が、チャレンジする人を待っています。
再びロープウェイに乗るために、山頂駅に向かって山を登ります。
息が上がる……
山頂駅に向かう途中は「文学のこみち」となっていて、尾道にゆかりのある作家さんが紹介されていました。
『放浪記』で有名な林芙美子も尾道に住んでいたことがあるのですね。
『下駄で歩いた巴里』という旅行記を読んだことがあります。
1930年頃のパリに一人で滞在した日々を綴ったエッセイなのですが、購入したものの金額が家計簿のように書かれていて、当時の生活をリアルに感じられてワクワクしました。
しかもパリまではシベリア鉄道で行くのです。
簡単に飛行機で行ける現代と比べるとすごい一人旅ですよね。
『放浪記』も読んて面白かった記憶はあるのですが、、、あらすじも覚えていません。
もう一度読むべきかも。
最後の尾道散歩
ロープウェイから下りてから、どこか観光スポットはないかなぁとGoogleマップで検索。
山麓駅の近くにあった「常夜灯」を見に行ってみることにしました。
おっと、思ったより小さかったです。
そして住宅が密集した入り組んだ路地の中に、とてもひっそりとありました。
ここに火を灯しても周りから見えにくそうですが、昔は周辺に建物が無かったのでしょうか?
海沿いを歩いて尾道駅まで戻ります。
向かいの向島に渡る船の航路はたくさんあって、尾道水道の幅は数百mほどを頻繁に行き来していました。
リトルマーメイドで尾道あんぱん
お昼ごはんは尾道駅のリトルマーメイドで。
リトルマーメイドはアンデルセン系列のパン屋さん。
そしてアンデルセンと言えば、広島のパン屋さんです。なので、一応これも広島観光?
尾道の焼き印が入った尾道あんぱんを食べて、尾道を出発しました。
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