10月の上旬、ふらりと青森の浅虫温泉に行きました。
今回は「温泉旅館でゆるっと一泊するだけ」という、肩の力が抜けたお気軽旅。
まずは東北新幹線で新青森駅へビューンと移動。
そこから在来線に乗り換えて青森駅へ向かい、さらに「青い森鉄道」というローカル線に乗り継ぎます。
この青い森鉄道、陸奥湾の海沿いを走る路線になんだかロマンを感じて乗ってみたかったんです。
最終的には八戸駅まで連れていってくれる列車です。

青森駅から、20分くらいで浅虫温泉駅に到着しました。
この青い森鉄道、無人駅が多いうえに交通系ICが使えないという、おそらく地元民は不便を感じているんじゃないかと思いつつ、旅行客には旅情を感じられるローカル線なんですよね。
ところがJR青森駅では乗り換え改札を通らずに乗れてしまうので、ついSuicaを使用した状態でそのまま乗ってしまうんです。
これ、どうするんだろう…と、ドギマギしてしまいますが、
そんなときは車内や駅で現金で運賃を支払って、あとでJRの駅でSuicaの乗車記録を消してもらう流れになります。
浅虫温泉駅は時間帯によって駅員さんがいたり、いなかったりするのですが、今回はちょうど駅員さんがいるタイミングに到着したので、改札で現金で運賃を支払いました。
浅虫温泉 南部屋・海扇閣
浅虫温泉駅から歩いてすぐのところにある「南部屋・海扇閣」に宿泊しました。
温泉旅館なんて久しぶりで、もうこの時点でちょっとワクワク。
そして、ここを選んだ理由は、夜に津軽三味線のライブが楽しめるから。
“温泉& 郷土芸能”なんて最高すぎる!

案内されたお部屋は、こんな感じの落ち着いた和室でした。
窓の向こうには陸奥湾が広がっていて、こんもりと海に浮かぶ湯ノ島がカワイイです。
海景色にちょっとしたシンボルが加わるだけで、眺めってこんなに楽しくなるんだなあ、としみじみ。


そしてお目当ての温泉と津軽夜祭ライブはこんな感じ。
楽しむぞ~


津軽夜祭ライブ じゃわめぎナイト! 津軽芸能編
温泉旅館ならではの豪華なお食事をいただき…

津軽夜祭ライブ「じゃわめぎナイト」の始まりです!
ちなみに “じゃわめぐ” とは、津軽弁で「心が騒ぐ」の意味だとか。
津軽三味線のソロ演奏!
津軽三味線って大好きなんです。
あの即興のライブ感と、全身に響く迫力がたまらなくかっこいいんですよね。(あれ、実際は即興じゃないのかな…?)
少し前にリゾートしらかみに乗ったときも、実は津軽三味線の生演奏が聴きたいというのが大きな理由のひとつでした。
そして、津軽民謡と津軽手踊り!
この津軽手踊り、今回初めて知ったのですが、手のひらをシャキシャキと返しながら踊るのがなんとも軽やかで、見ているだけで楽しくなってきます。
踊り子さんたち、かわいいですよね~
津軽夜祭ライブ じゃわめぎナイト! ねぶた囃子編
後半戦は、やっぱり青森といえばのねぶた囃子です!
「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声で有名ですよね。(というのを自分自身に言い聞かせている…す)
ねぶたの迫力はもちろん圧巻なんですが、「ハネト」と呼ばれる踊り手さんたちの衣装がまたかわいい!
ひらひら揺れる布に、しゃんしゃん鳴る鈴の音がとっても華やか。
ぴょんぴょん跳ねる軽やかさも最高です。
とはいえ、あれをずーっと跳ね続けるわけですからね。
もう完全に体力勝負ですよ!
しかも跳ねている途中で鈴が落ちることがあって、それを拾うと幸運が訪れるとか!?
そして驚いたのが、青森ねぶた祭ではハネトの衣装さえ着ていれば、なんと誰でも申し込み不要でそのまま参加できるということ。
一度やってみたいような、いや、体力的にちょっと不安なような……
参加方法はこちらにあります。
ところで、、、
「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声って、AKIRAの映画で知ったので、今でもAKIRAのイメージだったんですよねww
今回の旅で、やっとねぶた祭と結びつきました(恥)
ボリューム満点のライブを楽しんだ後は、ラウンジでまったりします~

浅虫温泉、最高。遠くまで来たかいがある
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