弘前は古くから栄えた街なので、明治以降に建てられた洋風の建築物がたくさんあります。
それらが弘前城周辺に集まっているので、歩いて回ってみました。
青森銀行記念館

前日も前を通った青森銀行記念館。旧第五十九銀行本店本館です。
爽やかな色合いですが、銀行ならではの威厳というか、重厚さがありますね。

中もちょっと見てみました。
重鎮達の会談が開かれそうな応接室。

天井のランプがかわいい。

隣には会議室。
経営会議が行われていそう。

旧第五十九銀行は後に青森銀行になりまして、ここは昭和40年頃まで本店として使われていたようです。
弘前カトリック教会

こじんまりしたカトリック教会。
ガイドブックにも載っている場所ですが、本気の教会なのでちょっと入りにくい……
でもカトリックの教会は誰でもいつでも入れると聞いていたので、勇気を出して扉を開けてみました。
中に入るととても立派な祭壇。


左側にヨゼフ様。右側にマリア様。
像の下にちゃんと日本語で名前が書かれているのが新鮮。(初心者にも優しい)


信者さんが聖歌の練習中で、めちゃめちゃ気まずかったので早々に退散しました。

床は絨毯で靴を脱いで上がります。こんなところが日本っぽい。
こちらはカトリック教会ですが、前日に中央弘前駅近くで見たレンガ造りの教会は、イングランド国教会系の教会でした。
弘前には日本基督教団弘前教会というプロテスタント系の教会もあって、古くから積極的に海外と交流があったことが分かりますね。
旧東奥義塾外人教師館

東北最古の私立学校である「東奥義塾」の外国人宣教師の住居です。
赤とモスグリーンの色合いのセンスの良さ!

今でも人が住んでいるように感じるくらい、調度品が整っています。



いかにもヨーロッパの住宅らしいインテリア。
こんな部屋に住んでみたい~
外観だけ眺めた洋風建築
弘前城周辺には他にも洋風建築がありますが、中に入らなかったので外観だけ。
こちらは旧弘前市立図書館。洋食レストランのような趣。

こちらは第八師団長官舎。陸軍師団長の住居です。

が、今はスターバックスコーヒー弘前公園前店。
おしゃれスタバとして有名なので、なかなかの自転車の並び具合。混んでいそう。
今回の旅のテーマは「冬らしい冬を感じる」。
数ある北国の中から弘前を選んだのは、これらの洋風建築を見たかったのも理由の一つです。
2日間弘前の街を歩きまくって、弘前市街の地理に詳しくなりました。
こうやって知らない街が、知っている街になっていくのが好きです。

歴史を感じる街は楽しい

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