門司港旅行 フェリーの朝はデッキの散歩とモーニングセットから

国内旅行

おはようございます。
窓のない一人部屋の扉を開けて廊下にでると、外に見えるのは一面の海。
なんて最高の朝! 瞬時に目が覚めました。
船の旅って、こういう非日常がいいですよね。

夜中は船の揺れで何度か目が覚めてしまいました。

東京湾を出てからは、波の影響をしっかり受けるみたい。
日本列島沿いを進んでいるとはいえ、ここは太平洋ですからね。
ざっぱーんという波が砕けるような音とともに、船がふわっと落ちるような瞬間もあって、ちょっとしたアトラクションみたいだったのです

そうそう、船といえば船酔い問題。
私、自分が船酔いするタイプかどうか、実はよく分かっていないのです。
子どもの頃は遠足のバスで毎回ぐったりだったけど、大人になってからは大丈夫。
遊覧船や短距離の船移動で酔ったことは無いし……

持って行った酔い止め「センパア」

今回の旅ではどうなのか分からないけど、船酔いしたら最悪の旅になってしまうので、念のため酔い止めを飲んでおきました。
そのおかげなのか、もともと船酔いしない体質なのか、ずっと快適。ありがたい。
トイレの洗面台にはエチケット袋がちゃんと用意されていたので、やっぱり酔う人もいるんでしょうね。

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朝7時半 デッキに出ると青の世界

洗面所で顔を洗って、身支度を整えたら、さっそく船内散歩へ。
まだ朝の7時半。
船はまだひっそりとしていて、なんとなく得した気分です。

まず向かうのは、もちろん最上階6階のデッキ。
船に乗っているという感じが一番味わえるところですからね。

デッキに出て見ると、空には肉厚な雲が浮かんでいて、なんともダイナミック。
その下には、どこまでも広がる海。
空も海も広大だなぁ……

空も青、海も青、デッキの床も青。もうこれは青の暴力。
そこに浮き輪の赤がアクセントになっていて、ちょっとかわいい。

ちなみにこのデッキが見える位置にはスポーツルームがあって、ガラス越しに海を眺めながらエクササイズができるんです。
朝早いのでまだ誰もいなかったけど、朝の日差しがキラキラと差し込む中での運動は気持ち良さそう。

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朝食前の缶コーヒーと奇跡(?)の一冊

デッキでしばらく潮風に吹かれた後、5階の窓辺にある休憩スペースへ。
ここ、ちょっと不思議な形の椅子とテーブルが並んでいて、面白いんです。

そこで自販機で買った缶コーヒーを飲みながら、のんびり読書タイム。
お腹が空いているんですw
レストランの朝食は8時からなので、まだご飯は食べられないのです(泣)
だから缶コーヒーの甘さで空腹をごまかしています。

でもこのゆったりした時間は、なんとも贅沢。
海を眺めながら、コーヒーを飲んで、本を読む。旅の朝ですね~

ちなみに今回の旅の本は、松本清張の『ゼロの焦点』。
図書館でなんとなく手に取った一冊だったんですが……
この本が、後ほどちょっとした奇跡を呼ぶことになるなんて、この時はまだ知る由もなく。
(ちょっと盛りすぎたかも)

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海を見ながらのモーニングセット

8時になってレストランがオープンしました! やったー!
オープン直後は混んでいるかなと思ったので、8時半までぐっと我慢しました。
でも、レストランの朝の営業時間は9時までなので、我慢しすぎるのも良くないのです。

選んだのはモーニングセット700円。

それを海が見えるカウンター席でいただきます。
最高すぎる!

クロワッサンとバターロールパン。どちらもバターの風味がたっぷりで美味しかったです。
さらにそれにバターをつけるという背徳感。
こちらも最高すぎるw

どこかの船とすれ違う

朝ごはんのあと、船首でぼーっとする贅沢

さて、朝ごはんを食べ終えたら、あっという間に暇になりました。
今日は一日船の中ですからね。
日常ではなかなか味わえない、ぽっかりとした空き時間ばかりなのです。

そんなわけで、昨夜は閉まっていて入れなかった「フォワードサロン 白南風(しらはえ)」へ行ってみました。
白南風って素敵な響き。
白南風とは「梅雨が明けて空が明るくなる頃に南東方向から吹いてくる夏の季節風」ですって。

このサロンは船のいちばん前、つまり船首にあるんです。
だから、窓の向こうには船が進んでいく景色が広がっていて、まるで船長さんの気分。

落ち着いた雰囲気で、静かに過ごすにはぴったりです。
再び読書をしたり、ぼーっと海を眺めたりして、ダラダラと過ごしたのでした。

1日船の中で過ごす楽しみを味わっています。

暇が最高!

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