岩手銀行赤レンガ館を出たら雨もほぼ止んでいました。
だらだらと歩いて寄り道をしながら盛岡駅まで戻ります。
盛岡の自慢 啄木&賢治
最初によったのは岩手銀行赤レンガ館のすぐ近くにある素敵な洋風建築。
こちらの建物も元銀行で、旧第九十銀行本店本館です。
現在はもりおか啄木・賢治青春館です。なんかちょっと恥ずかしい…名前?(失礼)
石川啄木と宮沢賢治の生涯の軌跡や作品が紹介されている展示施設になっています。
2人は10歳の年齢差がありますが、どちらも盛岡中学校の出身で、青春時代を盛岡で過ごしています。そして東京に上京。若くして亡くなってしまいました。
短い生涯でありながら超有名な作品を多く残しているんですね。
本当に共通点が多い2人で、そんな2人にとってゆかりのある街が盛岡。
盛岡の人たちの誇らしげな愛が感じられる。
もりおか啄木・賢治青春館は無料で入れるのに、展示物が充実していてお得な施設でした。
新渡戸さんも盛岡出身
もりおか啄木・賢治青春館を出たら中津川沿いに歩いて行こう。
下の橋まで来たら、新渡戸稲造生誕の地の碑がありました。
緑の奥に、新渡戸さん!
新渡戸稲造は昔の五千円札の肖像画の人というイメージ。あと欧米人に人気の『武士道』を書いた人。
その程度しか知らない偉人だったのですが、カナダのバンクーバーに行ったときに新渡戸記念庭園という日本庭園があって、『え?あの五千円札の?なんで?』と、それ以来なんだか名前が心に刻みこまれているのです。
盛岡出身だったんですね。
バンクーバーにある新渡戸記念庭園はこちら。
盛岡城跡で偉人対決
中津川の下の橋を渡って、今度は盛岡城跡を目指します。
盛岡城“跡”なので、主に石垣。
緑と石垣の多い公園という感じです。雨上がりなので緑が瑞々しくて綺麗ですね。
ここにも啄木の句碑が。
不来方のお城の草に寝転びて 空に吸はれし 十五の心
うーん、青春。気持ち良さそうだなぁ。
新渡戸氏も負けていません。
願わくはわれ 太平洋の橋とならん
か、かっこいい!!
盛岡城跡は何やら修復工事中のようでした。
どこかの石垣が修復されるのかな?楽しみですね。
さてさて、お腹もすいたのでそろそろ盛岡駅に向かいます。
お城のある街は偉人も多い
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