金沢旅行 国指定重要文化財 お茶屋の志摩へ

国内旅行

ひがし茶屋街のメインストリートに到着してすぐの所に国指定重要文化財の「志摩」がありました。
ひがし茶屋休憩館の観光案内の方にオススメされた場所です。

こちらは1820年に建てられた元お茶屋さん。
二階建ての建物がほぼそのまま残っていて、内部を見学することができます。
入館料は500円。

靴を脱いで中に上がると、手荷物はすべてコインロッカーに預けるように言われました。
バッグで内装や調度品を傷つけたり、壊したりするわけにはいかないですものね。
スマホ単体なら持ち歩きOK。動画以外の撮影もOKみたい。

ホーム|金沢ひがし 志摩
金沢ひがし廓の伝統あるお茶屋「志摩」のサイトです。ひがし茶屋街のかつてのお茶屋を一般公開。艶やかな伝統文化の粋をご覧下さい

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お座敷遊びよりも内装が気になる

まず最初は、昔の家屋によくある急な階段をぎしぎしと登って2階へ。

2階に上がると素敵な座敷が広がってました。赤い絨毯は畳を保護するためかもしれない。

赤い壁が印象的な「前座敷」。

窓の外はひがし茶屋街のメインストリートです。
ここは控えの間みたい。

その隣が「ひろま」。こちらはが一番ランクが高い部屋のようです。
こちらも赤い壁が印象的ですね。とても華やか。

この部屋から「ひろま」の方をみるとこんな感じ。
廊下がなくて襖だけで仕切られているのが昔ながらの作りですね。

こちらは「はなれ」。
一転して落ち着いたモスグリーンの壁。

落ち着いていると思いきや、豪華な金の壁や金屏風が。

このようなお茶屋さんには舞とかを披露する芸者さんがいて、それを楽しみながらお酒や食事を楽しんでいたのですよね。
今でいう高級クラブ的な? バーレスク的なもの? 大人の世界ですね。

実際にお茶屋だったのは昭和初期ごろまでのようですが、思っていたよりも結構最近。
もっと大昔の文化だと思っていました。

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1階は従業員用のフロアかな?

再び1階に降りると「台所」がありました。
といっても、ここで料理を作っていたわけではなく、仕出し屋さんから取り寄せた料理を出していたようです。
ここはお皿に盛りつけるくらいだったのかもしれませんね。
火元が無い簡易的なキッチンです。

中庭は雪が降っていたら素敵だっただろうなぁ。

最後に入り口近くに戻ってくると資料室になっていて、お茶屋で使われていた調度品や用具が飾られていました。
これは銀製の「ちろり」。ちろりとは、熱燗をつくる器具のようです。
金沢の冬の寒さを感じてしまいます。

そう、ここは昔ながらの日本家屋なのでちょっと寒いです。
とくに板張りの床から足元が冷気が伝わってくる。

ところが、この資料室部分はホットカーペットが敷かれており、
冷えた足がじんわりと温まってとても幸せ。
気持ち良すぎて、じっくりと展示品を見てしまいました。

志摩を出て、もうちょっとひがし茶屋街を散策します。

今でも木造の一軒家は寒いよね

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