門司港旅行 出光創業史料室がおもしろかった 出光美術館 門司

国内旅行

唐戸から関門汽船に乗って、門司港まで戻ってきました。
さてさて、このエリアでどうしても行きたかった場所がもうひとつ。
最後にそこへ向かいます。

レンガの壁がずーっと続いていて、さすが門司港レトロという感じでかっこよいですね!
壁の向こうには何があるんだろうとワクワクして確かめてみたら……ただの駐車場でしたww

でもそのまま壁沿いに歩いていくと、見えてきました。
こちら、「出光美術館 門司」です!

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出光美術館 門司で出光佐三を知る

「出光美術館」といえば、東京・丸の内のものが有名ですよね。(ですよね?)
でも、ここ門司にもあるなんてちょっと意外でした。

東京の出光美術館は休憩スペースから皇居が一望できて、景色がすごく良いのでお気に入りの場所なんです。
ただ、今はビルの建て替え工事で長期休館中。
そのビルには帝国劇場も入っているので、帝国劇場も長期休館中です。

出光美術館
東京都丸の内にある出光美術館の情報。展覧...

ちなみに出光興産といえば、テレビ番組「題名のない音楽会」のスポンサーをしていたり、芸術分野に積極的に出資してくれている会社。
そういう背景もあって、なんだか好印象なのです。

それでは、門司の出光美術館はどんな感じかな~?

ちょうどこのときは開館25周年記念の「珍獣、瑞獣、怪獣!」展が開催されていました。
身近な鳥獣や空想上の獣などをモチーフにした、陶器や屏風などの展示です。

受付でチケットを買ったら『出光創業史料室もぜひご覧くださいね』とおすすめされまして。
入口近くの1階フロアにあるので、「じゃあ企画展の前に軽く見てみるか」と気楽に足を運んだのですが……
これが予想以上に面白かったんです!

展示は世界的企業・出光興産の歴史紹介でもあるのですが、中心は創業者・出光佐三さんの歩み。

門司で機械油や漁船用燃料の販売を始めたところから、第一次世界大戦や満州鉄道など歴史の波に乗って大きく成長し、今の出光興産へとつながっていく……
そんなストーリーが展開されていました。

しかも紹介の仕方が凝っていて、ジオラマあり、再現ドラマありで、まるで本格的な博物館。
「出光」という社名が創業者のお名前だったことも、佐三さんが門司出身だったことも、このとき初めて知りました!

あまりに面白くて夢中になりすぎ、気づけば閉館時間が迫っていて…。
そのせいで「珍獣、瑞獣、怪獣!」展は駆け足での見学になってしまったのでした。

Idemitsu Museum of Arts, Moji
出光美術館(門司)の詳細情報。展覧会情報...

「こんな面白い人なのに、どうしてドラマや映画になっていないんだろう?」と思っていたら、単に私が知らなかっただけでした。
百田尚樹さんの小説『海賊とよばれた男』。これが映画化されていて、そのタイトルも同じ『海賊とよばれた男』。主演は岡田准一さんです。

史料室で見た再現ドラマがすごく本格的だったのですが、もしかして映画の一部だったのかしら?
それとも出光の財力で作ったオリジナルなのかしら?
それを確かめるためにも映画を観てみたくなりました!

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突然の豪雨で雨宿り

雨だ……
出光美術館を出たときには、ぽつぽつと小雨だったのですが、あっという間にどしゃ降りに。
まさにゲリラ豪雨、夏らしい洗礼。

旧門司税関で雨宿りをする皆さん

持っていたのは日傘兼用の折りたたみ傘だけ。
これでは門司駅まで歩くのはつらすぎて、途中のショッピングモールに避難しました。
お土産屋さんをちょっとひやかして、隣にあったケーキ屋さんの喫茶コーナーでひと休み。
地元の「グリーン・ゲイブルズ」というケーキ屋さんです。

アイスコーヒーとりんごとキャラメルのロールケーキ

窓から港が見渡せるのですが、外はもちろん土砂降り。
あんなにたくさんいた観光客の皆さんは一人も居なくなっているし、雨粒がガラスをぴしぴしと叩きつけているし。
しばらくのんびりしていたものの、まったく止む気配なし。
一時的な大雨ではなかったの!?

土砂降りの中、悲しき親子

仕方なく、ずぶ濡れ覚悟で門司港駅へ向かいました。

朝はあんなに祝祭的な雰囲気だった駅前も、今はどんよりとした空気に包まれていて、ちょっと切ない気分。
それでも電車に揺られて小倉へ戻る道すがら、「門司港も唐戸も楽しかったな~」と心の中でしみじみとつぶやいていたのでした。

門司港楽しかった~!

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