門司港旅行 行き先は運命の松本清張記念館

国内旅行

おはようございます。
横須賀を夜に出てから、もう旅も4日目になりました。
今日はいよいよ最終日!
15時頃の新幹線で小倉を離れる予定なので、それまでの時間は小倉駅周辺を観光します。

コンフォートホテル小倉の朝ごはんビュッフェ
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北九州モノレールに乗ろう

ホテルをチェックアウトして、まずは小倉駅へ。
この旅でどうしても乗ってみたかった乗り物があるんです。それが、北九州モノレール

小倉駅に来てから、駅の規模や賑わいがなんとなく千葉駅っぽいなと思っていたのですが、やっぱりこのモノレールがあることが決め手かもしれません。


ちなみに千葉駅から出ている千葉モノレールはぶら下がり型(懸垂型)ですが、北九州モノレールはレールの上を走る跨座型。
この小倉駅が北側の終点駅です。

来た来た!これに乗って、二つ先の旦過駅に行きます。

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旦過市場から紫川へ

たった5分ほどで、あっという間に旦過駅に到着。
ここからは旦過市場を抜けて、小倉城方面へ歩いてみます。

旦過市場は「北九州の台所」と呼ばれる歴史ある市場。
駅からメインストリートっぽい道を通ってみたのですが、朝だからなのか、ほとんどのお店がまだ閉まっていて静かな雰囲気でした。
それとも、この日は日曜日なのでお休みのお店が多かったのかな?

ちなみに、この旦過市場は2022年に大きな火災に見舞われたそうで、もしかすると復興がまだ完全には終わっていないところもあるのかもしれません。

旦過市場|北九州の台所〜福岡県北九州市
「北九州の台所」新鮮食材!お土産・贈り物!

旦過市場を抜けて紫川まで来ると、遠くに小倉城が見えてきました。

紫川にかかる中の橋には、ペンネ人間がずらり。福田繁雄さんのアート作品です。
春分の日と秋分の日の前後には、歩道に映る頭の影が市の花・ヒマワリの形になるように仕掛けられているトリックアートだとか。

福田繁雄「宇宙七曜星の精」

目的地までもう少し。この角を右に曲がれば到着です。

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必見!松本清張記念館

到着しました。
小倉で一番行きたかった場所、松本清張記念館です!

推理小説の巨匠・松本清張さんは、ここ北九州小倉の出身。
名前や代表作は知っていたものの、実はこれまで読んだことがなかったんですよね。

初めて読んだのが「ゼロの焦点」
そう、ここに来るまでのフェリーの中で読んでいた本です。
フェリーではネットがつながらないことが分かっていたので、直前に図書館で借りて持ち込んだ一冊。

あらすじを見たら東京と金沢を行き来するストーリーで、旅のお供にぴったりかもと思って選んだのですが、まさか作者が行き先である北九州の出身だったなんて!
これは運命だったのかもしれない!

松本清張記念館に入ると、最初に全作品の本がずらりと並んだディスプレイがありました。
数に圧倒される。これだけの本を一人で書いたんですよ。
ちなみにここだけは撮影OK。

もちろん「ゼロの焦点」を探しましたよ。

あった!初刊かな?

展示物は清張さんの生涯や映画化された作品の紹介など盛りだくさん。
映像化された作品の上映もしていました。

中でも圧巻だったのは、東京杉並区にあった自宅の再現です。
執筆に使っていた書斎や、図書館のような書庫、応接間まで忠実に再現されていて、まるでタイムスリップしたような気分。
私は「ゼロの焦点」しか読んだことのないにわかですが、それでも十分楽しめましたよ!

https://www.seicho-mm.jp

今回の旅で知ったのは、作家の林芙美子さん、出光興産の創業者・出光佐三さん、そして松本清張さんがみんな北九州市の出身だということ。

ちなみに生まれ年を並べてみると、
出光佐三さんが1885年(明治18年)
林芙美子さんが1903年(明治36年)
松本清張さんが1909年(明治42年)
と、そこそこ近い時期なので、もしかしたらどこかでほんの一瞬すれ違っていたかもしれません。
そんな想像をすると、ちょっと楽しくなってきますね!

次は小倉城に行きます~

有名人を輩出しすぎ!

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