福岡県北九州市門司港から関門汽船に乗り込み、山口県下関市の唐戸港へと渡ってきました。
たった5分の航海です。
船が到着すると、乗っていた全員がずんずんと向かっていく場所。
それがすぐ近くにある唐戸市場です。
地元の方々の暮らしを支える市場ですが、観光客も気軽に楽しめる場所なのです。
港町の雰囲気を楽しませてくれそう! 私もちょっと覗いてみよう~

下関といえば、ふぐ!
下関といえば、やっぱり“ふぐの本場”。
(下関では「ふぐ」ではなく「ふく」と言うようですが、まあ、ここは「ふぐ」ということで)
その名にふさわしく、ここ唐戸市場でも、あちらこちらにふぐの姿が…
お店やお土産コーナーはもちろん、“ふぐ”愛が巨大オブジェを形作り、ふぐの存在感があふれています。


とはいえ、実はこの唐戸市場では、ふぐの「せり」は行われていないのだとか。
ふぐの本格的なせりが繰り広げられるのは、もう少し南にある「南風泊市場(はえどまりしじょう)」。
そここそ、プロたちが集う“ふぐの聖地”なのです。一般人は入れません。
そして、ふぐのせりといえば有名なのが「袋せり」。
売り手と買い手が布袋の中で指先を使って価格を伝え合うという、なんとも秘匿なやりとり!
言葉を交わさず、指先だけで駆け引きをするのです。まるで静かな勝負ですね。
どうしてこのような方法を取るようになったのでしょうか?
高級なふぐをめぐって、争いになることが多かったのかな?

お寿司フェスティバル 馬関街
唐戸市場の中を歩いていると、あちこちのお店でお寿司が一貫ずつ綺麗に並んでいて、ギャラリーのような華やかさ。
好きなネタを一つずつ選んで、パックに詰めてもらうスタイルのようです。
へぇ〜、これは面白い…と、ふらふらといろいろなお店を見てしまいました。
実はこれ、「馬関街(ばかんがい)」という週末限定のイベントだったようです。
お寿司フェスティバルようなこの催しは、観光客に大人気!
すっごい賑わいでした。
でも、よく見ると人だかりができている店があったり、そうでもないお店があったり。
どのお店も値段やネタが大きく違うわけではないので、不思議ですね。
ガイドブックに載っている店に、人が集中しているのかしら?

そして、お寿司を買った方々は市場の外へ。
海沿いには長〜いウッドデッキが広がっていて、ベンチがずらり。
みなさん、潮風に吹かれながら海を眺めつつ、ここでお寿司を楽しんでいました。
港町ならではの贅沢ですね!
小野茶も良いよ
私はというと、お寿司を食べる気分じゃなくて……(暑いので生ものを避けてたというのもあり…)
唐戸市場のすぐ隣にあるショッピングモール「カモンワーフ」へ。
「cha-no-koku」というお店で あずきソフトクリーム を買いました。

山口の銘茶・小野茶を使ったソフトクリームなのでです。
ほんのりお茶の香りと苦みに、あずきの甘さが絶妙なバランス。美味しい~
海を眺めながらいただくと、ますます旅のご褒美感。


向かいにはさっきまでいた門司港が見えます。
海がある景色って、いつまでも見ていられますね。

ではでは、唐戸港のまわりをもう少し歩いてみますか。

今度来たらお寿司食べる
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