朝ご飯を食べて、再び松本清張の「ゼロの焦点」を読んでいたら、気づけばもう10時半。
やばい、コンサートの時間!
慌ててエントランスホールのステージへ向かうと、 今日の出演者 大橋和彦さんがすでにスタンバイ中でした。
ギターを抱えて、静かにゴスペルの曲から演奏開始。
久しぶりに聴くギターの音色はいいですね~
弦がはじかれる音に癒される。(ピアノも弦楽器だし)
写真を撮っていいのか分からず…… 今回はそっと見ているだけで。
その後はギターの弾き語りで、海にちなんだ曲をたっぷり聴かせてくれました。
中でも印象的だったのが、加山雄三さんの「海 その愛」!
海の雄大さを感じられるこの曲、なんて船旅に合うんでしょう!
以前にフェリーでコンサートをした際に、お客さんからリクエストされた曲のようで、
「練習してきました!」って、言っていました。
お客さんがリクエストしたくなる気持ちが分かる~
大橋さんはこのようにフェリーでコンサートをよくするようで、
「船で活躍する音楽家」という職業もあるんですね。新しい視点。

フェリーのお昼ご飯 まぐろとしらす
ギターコンサートの余韻にひたりながら、またもや本を読んでいたら、気づけばもうお昼ご飯の時間!
レストランがオープンしたぞ~
今日のランチは「三崎港まぐろ&駿河湾産釜揚げしらす丼」に決定。
まぐろも、しらすも、美味しい。まさに海の恵み。
今どこを航海してるのかは分からないけど、 味覚的にはまだ関東を引きずっています。

ちなみにこの船、なんとお昼はバーベキューもできちゃうんです。
船は火気厳禁なので電気コンロのようですが、
デッキで潮風に吹かれながらのBBQって、いいですね~
ただし、事前予約の抽選制です。申し込み用紙はエントランスホールに置いてありました。
私はもちろん申し込んでないです。
一人だと抽選に当たったら、むしろ申し訳ない気がしてしまうw
フェリーの夜ご飯 チキン南蛮
お昼を食べたら、またまた暇な時間。
懲りずに本の続きを読んだり、暇つぶし用に持ち込んだ中学生用の数学ドリルを解いていました。
(変だとお思いでしょうか、自覚しています。クイズ気分です)
エントランスホールのテレビで映画を流しているんだ〜と思って見ていたら、どうやらずっとNHKのBS1が映しているようでした。なるほど。
そういえば部屋にもテレビはあるけれど、海の上だから地上波はちゃんと映りません。
BSならどこでも映るってことですね。

暇つぶしに再び6階のデッキに出てみたり。
曇り空になって、ちょっと天気が不穏な様子。

レストランがオープンしたぞ~
そして、早めの夕食タイム。新門司港には21時到着なので、レストランの営業時間は18時〜19時と早いのです。
今回は九州気分を高めるために「特製チキン南蛮定食」にしました。
甘酢とタルタルのから揚げが美味しいよ~。ご飯もモリモリ。
ちょっとがっつり食べすぎかも……

夕食では奥のソファ席だったたので、レストランの様子を。
このレストランの中を通り過ぎると、BBQができるデッキがあります。

夜の九州に到着 船よ さようなら
夕食を終えたら、そろそろ下船の準備をしないと。
部屋に戻って、のんびり荷物をまとめます。
テレビでBSを着けてみたら、Mrs.GREEN APPLEのコンサートをやっていました。
ただし、音はイヤホンをつけないと聞こえないのです……

というわけで、荷造りを終えたらエントランスホールのテレビに戻って、ミセスのライブ鑑賞。
ここのテレビは正面にいると音が聞こえるのですが、ちょっと脇にはなれると聞こえないんですよね。
すごい指向性のスピーカーなのかしら?
エントランスホールには、もう荷物をまとめて下船準備を済ませた人たちがちらほら。

予定通り21時、新門司港に到着。外はすっかり真っ暗。
まずは車やバイクの方々が案内されて、車両デッキへ向かいました。
私たちのような徒歩組は最後に下船。
乗船時と同じく、飛行機のボーディングブリッジみたいな通路を通ってフェリーターミナルへ……
そして、流れるようにそのままターミナルの入り口に横付けされたバスへ乗車。
フェリーターミナルは、ほんとに通り過ぎただけでしたw

そう、東京九州フェリーには新門司港から門司駅・小倉駅行きの無料送迎バスがあるんです。
満員で乗れなかったら最悪なので予約しておこう、と思ってたのですが、 なんと予約不要。
徒歩乗船者の人数は把握されているので、ちゃんと乗れるようになっているんですね。
ありがたい。
外は暗くて景色はよく見えないけれど、たしかに九州に着いたはず。
バスに揺られて、小倉駅へ向かいます〜

海とお別れ。下船は悲しい
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