フェリーターミナルで2時間過ごすのは辛かった……
もう真夜中と言えるような時間になり、いつもならそろそろベッドに入る頃かな、なんて思っていたところで、ようやく乗船の案内がありました。
船に乗れる喜びがじわじわと湧いてくる。
バイクや車の人たちは、乗船準備のために一足先に姿を消してしまったけれど、ターミナルはまだまだ賑わっています。
どうやら、私のように徒歩で乗る人も多いみたい。
同じ船に乗るというだけで、ちょっとした仲間意識が芽生える不思議。
さて、今回お世話になるフェリー「はまゆう」のお姿をもう一度。(模型だけど)

旅客定員は268名、全長222.5メートルという堂々たるサイズ。
総トン数 15,515トン。……これは比較しようがなくて実感がわかない。
航海速力は28.3ノット、時速にすると約52キロ。フェリーって思っていたより速い。
積載台数は、トラックが約154台、乗用車約30台。
東京九州フェリーは海上輸送需要の増加を背景として誕生した航路らしいので、物流を担うトラック運転手さんたちのためとも言えます。船内でゆっくり過ごしていただきたいです。
そして私のように、旅行目的の人も楽しめるのがフェリーです!
船内へGO!タラップの先は、非日常空間
飛行機に乗るときみたいに、タラップを渡って船内へ入ります。
入り口は小さく、案内に従って細い通路を進んでいくと、突然目の前がパッと開けて、広々とした吹き抜けが現れました。
なんと立派なエントランスホール!
眠気もどこかへ吹き飛んで、テンションが一気に上がる~

乗客エリアは4階から6階までの3層構造で、吹き抜けで繋がっています。
最下層である4階の真ん中にはちょっとしたステージがあり、ステージの奥にはシースルーのエレベーターがすーっと伸びている。
結構豪華な造りですよね。
なんだか、船というよりホテルのロビーみたい。


4階の扉から屋外デッキに出てみました。
ここは航行中には施錠されてしまう場所で、停泊中だけ、つまり今だけ開放されているエリアです。
外に出ると海の香り。
蒸し暑くて湿気が高いけど、なんだかうれしいなぁ。
ふと振り返って船内を覗いてみると、窓越しに見えるエントランスホールのオレンジ色の灯りが、なんとも言えず温かい雰囲気。
今から丸1日過ごす船内に、わくわくが止まりません~

QRコードで開ける本日の我が家
この船「はまゆう」には、いわゆる雑魚寝スタイルの大部屋はありません。
いちばんリーズナブルな「ツーリストA」でも、カプセルホテルのような半個室タイプです。
プライベート感がちゃんと守られているのが、最近のフェリーという感じですね。

私が予約したのは、そのひとつ上の「ツーリストS」。
なんと1人用の個室なのです。
私の部屋は5階なので、エントランスの吹き抜けから階段を上がって、いざ自分の部屋へ。

乗船券のQRコードがそのまま部屋の鍵になっているので、ドアノブの上についているカメラにQRコードをかざして開錠します。
なので、部屋から出る時はスマホを忘れないようにしないと!

ツーリストSの一瞬で終わるルームツアー
いよいよお部屋とご対面!
ドアを開けると、こじんまりとしたベッドがあって、ちゃんと枕も布団もある。
足元の壁には思いのほか大きなテレビがどんと備え付けられています。
デスクもあるので、朝のメイクをしたりするのにも便利そう。
正直、もっと狭いかと思っていたけれど、ぜんぜんそんなことはなくて、思った以上に広々していました。
サンライズ出雲/瀬戸の「B寝台シングル」よりも、ゆったりしています。
ただ、窓がないのはちょっと残念ですが、まあ、これはもう仕方ない。
下から2番目のランクですから。


デスクには電源コンセントはもちろん、USBの差し込み口もちゃんとあって、スマホでも何でも安心して充電できます。
今どきの旅に合わせた充実っぷり。

右側のHDMIの差し込み口は、足元のテレビに繋がっているようです。
なので持参したPCなどをつなげば、自分の好きな映像を大画面で楽しめます。
そのすぐ下にはイヤホンジャック。テレビの音はスピーカーからは流れず、このジャックを通して聴く仕組みになっています。
たぶん、音が隣の部屋に漏れやすいんでしょうね。
生活音にちょっと気を付けないといけない。
もしイヤホンを忘れてしまっても、受付でヘッドフォンを無料で貸してくれるそうです。
私は売店で簡易的なイヤホンを購入しました。330円。
ちなみに、左端にある白い四角いものはベッドサイドのランプ。
簡易的ながら、ちゃんとホテル並みの設備が整っていて、1泊以上も余裕でできる感じではないですか!

ただ、ちょっと困ったのが、荷物の置き場所なのです。
ベッドの下に引き出しがある!と思ったら、そこは救命胴衣入れ。
きっちり封印されていて、「あ、そういうことね…」と小さくうなずくしかなかった……

私はリュックなので床に直置きしたくなく、結局ベッドの足元に置いていました。
壁には小さなフックが2つあって、ちょっとしたバッグくらいなら掛けられます。リュックは無理。
冬だったら、きっとコートを掛ける場所に悩んでいただろうな……
そしてもうひとつ、地味に困ったのがバスタオルの干し場所でした。
ベッドの足元にはタオル掛けっぽいバーがありますが、サイズ的にバスタオルはちょっと無理がある。
結局、ドアノブにかけて乾かすという、なんとも生活感あふれるスタイルに落ち着いたのでした……
次回は、絶対ハンガーを持ち込もう!
こうやって旅のスキルが上がっていくんですよね。
お部屋に荷物を置いたので、船内をもう一度散策しに行きます~
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窓が無くても意外に落ち着く
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